30代からITは遅い?31歳で転職して17年続けた私が、40代の今思うこと

目次

はじめに

私は31歳のとき、ホームセンターの店員からIT業界へ転職しました。

今から約17年前の話です。

当時も「30代未経験は厳しい」と言われていました。

そして今も、同じような議論をよく見かけます。

30代からITは遅いのか?

17年続けてきた立場から言うと、

答えは「年齢だけでは決まらない」です。

ただし、甘くはありません。

この記事では、31歳で未経験転職した当時の話と、

40代になった今だからこそ分かる“市場価値の作り方”について、正直に書いてみます。


なぜITを目指したのか

当時、私はホームセンターで働いていました。

接客も嫌いではなかった。

売場づくりや課題改善にも取り組み、仕事が楽しいと感じることも多かったです。

でも、心のどこかでずっと引っかかっていたことがあります。

自分は何のプロなんだろう?

私は「DIYのプロになりたい」と思い、ホームセンターに就職しました。

しかし現実は、売上と効率を重視し、いかに店舗をうまく回すかが中心でした。

気づけば、幅広く知っているけれど、どれも中途半端。

上手く立ち回ることを良しとする自分がいました。

この先10年後、自分は何で食べていくのか。

その問いに、自信を持って答えられるスキルがほしかった。

それが、ITを目指した一番の理由です。

パソコンが特別好きだったわけではありません。

プログラミング経験もありません。

ただ、「プロといえるスキル」を持ちたかった。

その一点でした。


31歳未経験という現実

転職活動は、想像以上に厳しいものでした。

そもそも転職活動の具体的な方法すら分かっていない。

書類を送っても、全く通過しない。

自分の市場価値の低さを、数字で突きつけられました。

当時通っていたITスクールで言われた言葉を今でも覚えています。

正直、この年齢で未経験は関西では厳しいよ。でも関東なら可能性はある。

相当迷いました。

地元を離れるのか。

安定を捨てるのか。

最終的に、関東で転職する決意をしました。

最初に入ったのはSES企業です。

年収は下がりました。

生活の安定という意味では、むしろ不安定になった部分もあります。

それでも、とにかく「ITの世界に入ること」を優先しました。


入ってから分かったこと

一番きつかったのは、知識量ではありません。

「自分が何もできない」という感覚でした。

会話についていけない。

何を質問すればいいか分からない。

用語が分からないから、議論にも入れない。

それでも続けられたのは、

少しずつでも「できること」が増えていく感覚があったからです。

  • 障害対応ができるようになる

  • 報告・説明資料が作れるようになる

  • コマンドが理解できるようになる

  • 原因を論理的に説明できるようになる

  • 構成図が描けるようになる

  • 設計書が書けるようになる

小さな積み上げでしたが、それは確実に自分の中に残っていきました。


17年続けて分かったこと

「遅いかどうかは、年齢ではなく積み上げ方で決まる」

30代からでも間に合うか?

答えは「間に合う」です。

ただし条件があります。

  • 基礎を飛ばさない

  • 短期で結果を求めすぎない

  • 最低でも3〜5年の視点で考える

ITは、入ることよりも、その後どう積み上げるかの方が重要です。

市場価値は、自然には上がりません。

意識して作りにいかない限り、横ばいのままです。


次回予告

次回は、

  • 未経験から最初の3年で何を意識すべきか

について、もう少し具体的に書いてみます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次